ウィルスに対する抗菌力「にんにくの働き」

 ニンニクの有効成分であるアリシンには強力な殺菌力があります。生のままのニンニクを多食しますと、あまりに強力な殺菌力のために腸内菌が死滅してしまい、胃痛の原因になってしまいます。

 面白いところではバラの園芸の際、となりにニンニクを植えていると、病虫害の予防になるそうです。 アリシンは12万倍に薄めた液でも、赤痢菌、チフス菌、コレラ菌、 淋菌など強力な細菌・ウィルスに抗菌力を保持し、完全に撃退してしまします。その強力な殺菌力は肝臓病の原因になる肝炎ウィルス、インフルエンザや風邪のウィルスに対しても絶大な効果を発揮しま す。

 ストレプトマイシンなどの薬がなかった戦前では、結核は不治の病とされていましたが、生のニンニクが唯一の特効薬でした。その後、多くの研究によっても、アリシンが抗生物質のペニシリンやテ トラマイシンよりも強力であることが確認されています。

 ニンニクの摂取によって血中に溶け出したアリシンは、その強力な殺菌力で体内に侵入したウィルスの活動を著しく抑制したり、殺 したりします。それと同時にアリチアミンは代謝機能を活発化させ、弱った細胞の抵抗力を増し、血行を促進して体を温めます。

 ですからニンニクを多食する人はまず風邪をひきません。その他 の感染症に対しても極めて高い抵抗力が期待できそうです。

 最近、弘前大学の佐々木教授らによって0−157に対するニンニクの殺菌力が実証されました。研究によると蒸留水とニンニク1 %を溶かしたニンニク水でのO−157の培養実験をおこなったと ころ、24時間後、蒸留水では菌が増えコロニーが出現しましたが、ニンニク水ではすべての菌が殺菌されました。

 また、殺菌の有効成分を個別に調べるため5つの成分別培養実験を行ったところ、3つの成分が殺菌力を持つこと、その3つも更に細分化して成分別培養をした場合、殺菌力が弱まってしまうことが分かりました。

 つまり、ニンニクは成分を分けて摂取するのではなく、ニンニク丸ごと食べてしまうほうが、殺菌力が上がるという結果がもたらされたのです。

 またMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の培養実験も同時に行われ、やはり1%ニンニク水で完全に殺菌されることも分かりました。  MRSAは院内感染の主な原因菌で抗生物質も効かないO−157 と並ぶ全世界で問題となっている厄介な細菌です。



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